飼っているうさぎに目ヤニが出来てしまったという方は、何が原因なのか、と不安に思われることでしょう。
うさぎの目ヤニは大きく分けると二つの原因があります。
ウサギの目ヤニの原因は?
一つは生理的な目ヤニとなり、長時間寝ることによって出来てしまっている場合です。
二つ目は病気になってしまっている可能性があります。病気は結膜炎と角膜潰瘍のどちらかの可能性が高いとされています。
結膜炎は細菌やアレルギーによるものとなり、不衛生な場所に長くいたり、母親から感染していることも考えられます。
結膜炎になっていると、涙が止まらない、白くねっとりとした目ヤニが出ているため、これらの症状があてはまる場合は病院に連れて行ったほうが良いでしょう。
結膜炎は症状が進行してしまうと緑内障になり、視力低下と強い苦痛を伴います。角膜潰瘍は目の表面が傷ついてしまうことで引き起こされます。
傷は飼っているケージの中でついてしまうこともあり、自分の爪などで傷つけてしまうこともあります。
角膜潰瘍は放置してしまうと視力が下がってしまうこともあるので、できるだけ早く気が付いてあげることが重要です。
生理的なものか、病気が原因なのかを素人が判断することは難しいため、
目ヤニが何日も続いているようでしたら病院に行くことを検討されたほうが良いでしょう。
目ヤニの他に、涙が止まらない病気の鼻涙管閉塞と呼ばれるものもあります。
その他の病気に関しても、うさぎのストレスによって発症する確率が高くなるため、ストレスを与えさせないように飼育することも重要となります。
うさぎさんを病気から守るには?対策は?
うさぎさんの生活する場所はこまめに掃除して清潔であるようにしましょう。
そして、目ヤニなどが続くようならすぐに動物病院への診察をお勧めします。早い段階で診察と治療ができるならうさぎの病気がひどくなるのを防げるかもしれません。